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■新たな市場の開拓を狙って取り組みはじめた事業。
株式会社スティルフーズは、都内近郊で39店舗のレストランやカフェなどを展開する、いわば外食産業の中堅企業にあたる。高級イタリアンレストランからカジュアルなジェラテリアに至るまで、あらゆる分野で事業を展開している。そんなスティルフーズが、人気のアウトレットモール「ガーデンウォーク幕張」で、新たな事業として取り組みはじめたのが、今回の【CAFE
CLUB】である。移動販売車を固定店舗として活用するという、一見もったいないような活用法なのだが、固定店舗と比較すれば、開店にあたっての資金やフレキシブル性においてもチャレンジしやすいことはもちろん、アウトレットモールのような場所で移動販売車という存在が、目を引くことにもなり、新たな市場として期待できるとあって、実は理にかなった活用法でもあるのだ。
■お客様の声をメニューに反映。
スタート当初は、準備期間も短かったためメニューは非常にシンプルにまとめられていた。メインの商品は「ホットドッグ(250円)」とコーヒー(エスプレッソやカフェラテなどもラインナップ)。開店後、少しずつ集められるお客様の声を元に、メニューの充実を図り、現在はホットドッグのトッピングメニューとして「チーズ&カレー」(プラス50円)と「とろーりチーズ」(プラス30円)が加えられ、リーズナブルなこともあり、お客様の反応もいいとのこと。また、女性に人気の高い紅茶や、季節ものとしてビールなどもラインナップされ、休憩をとるカップルや親子連れなどに、気軽なテイクアウトとして人気を博している。メニューのラインナップに関してはスティルフーズのシェフが立ち会うことで、味の面
でもしっかりおいしいものを提供できる。これからの夏休みシーズンが一つの山場となるだけに、たくさんのお客様に味を知ってもらい、リピーターを含め、新規顧客を増やしていくことがカギとなるだろう。冬場にはスープなども提供する予定で、季節感のあるメニューがならぶ予定になっている。
■スタッフから積極的にお客様へ声をかけていく。
取材にお伺いした日はあいにくの曇り空で、バーゲンシーズンと言うこともあり、ガーデンウォーク内のお客様も少なかった。「このシーズンは土日との売上げの差が5倍ほどもある」というほど、休日の混雑ぶりが際だつのである。基本的に1名できりもりしているので、「お休みの日は大変じゃないですか?」と伺ったところ、逆にたくさんのお客様とコミュニケーションを取ることができるので楽しいという返事が返ってきた。こうしたコミュニケーションによって、メニューや事業展開のヒントが得られることもあり、積極的にお客様に話しかけているという
。今後はさらにメニューを充実して、事業として新たな分野が確立できれば、他のショッピングモールでも展開していきたいという。「CAFE
CLUB」のクルマを見かけたら、ホットドッグを買うついでに、スタッフに話しかけてみては?自分の事業に活かすヒントがもらえるかもしれない。 |